ぐるぐるシュルツ

道のぐるぐるシュルツのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.1
こんなに寂しい話だっけ。

この物語の題名を「道」にしたことに、
他人事の物語なんてないんだなって思う。
来た道があり、行く道がある。
路傍の石ころにも意味がある。

描かれていない最後の空白の数年こそが、
失われた純粋さを浮かび上がらせる。

時が経てば全ての出来事は、
記憶の中で純化していく。
(美化ではなくて、純化の方が
適切な言葉が気がする)

心に残る気持ち。

〜〜〜

あのメロディが憎い。
切なくなるじゃないか。