おもちの国

耳をすませばのおもちの国のレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.1
中学生描くのうま〜…と思った

良かったところ
・中学生ってこうだよな〜…と言うのが上手い

・子供だった雫が大人になる過程でがむしゃらに突っ走るも、それだけじゃダメなんだと思えた事の尊さ というか雫が歩んでる過程全てが尊くて尊さに目が焼かれる 

・落ち込んでる時に歩く街として素敵すぎ この街に住みたいよ〜

・聖司くん…かわいい〜…大人っぽくも見えてるんだけど最後「すごいよ俺たち」とか言ったり結婚の話したりするところが、年相応な可愛さもあり良かった


ウーンとなったところ
・そんなにあるわけではないけど全体的にほのかに「こう言う若者が頑張ってる様を俯瞰して見てフフ…ってやってたいな〜」みたいな成熟した大人の『欲』を感じる
(地球屋の主人など)その気持ちも分かるんですが…中学生たちが頑張ってる様子を周りの人が順々に囲って見てる構図(姉、母父、地球屋の主人)が徹底されすぎていて、映画の奥に乾いた老人の目を感じた 映画見終わった直後は良かった〜!ってなってたけどその乾いた目が胸の中で徐々にデカくなっていくような居心地の悪さ
おもちの国

おもちの国