おもちの国

海がきこえるのおもちの国のネタバレレビュー・内容・結末

海がきこえる(1993年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった〜。キャラみんな可愛かった。
ヒロインの女の子、最初は大人っぽい都会の子という印象だけど、すごい男慣れしてるのかと思ったら幼さ故の危うさや、子供っぽさも感じて…でも気が強くてプライド高いけどそれだけじゃなくて…っていうのがどんどん分かるのが良かった。
子供の時に一回見てホテルで抱きついてくるシーンが、すごい大人っぽくてドキドキした覚えある。改めて見ると相手が男で(夜のホテルの一室で)自分に手を出してくることすら考えていなくて、自分の悩みでパンパンで、幼い…でもかわいいねぇ…となった。
最後の「お風呂で寝る人」のシーンは可愛すぎて…親友が夜の城でそれ聞いてちょっと微笑してたのも良かった。みんな真っ当に素敵な大人になりつつあるんやね。

恋というものを描くのがうますぎたな…その時その時の場面は面白いなーと思うんだけど、それらに恋って名前がつくまで分からなかった、でも良く考えたらあれは恋だし主人公はあの子のこと好きだったんだなと…。
割と短い作品なのにまとまってて爽やかで、切ないけど最後再会できてすごく嬉しかった。いないか…と落胆しそうになるけど、カメラ切り替わっていって、いるじゃん!→ペコ が可愛すぎる 青春の切り取り方が上手い!
親友に殴ってごめんなって言われるところが一番泣きそうになっちゃった
同窓会に来た人がサークルの宗教にカモられてるのは笑った。あと女子の垢抜け方が…ときめきを覚えますね かなりかなり好きな作品になった 大人になって見返して良かったな…と感じました。ジブリのこういうやつまた観たい
おもちの国

おもちの国