Otun

パンチドランク・ラブのOtunのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
4.0
PTA監督、まだ未観だった今作。
私のレビューアーさんの何人かが強く推してるのを拝見し。
の、初見『パンチドランク・ラブ』。
観てない方、パッケージとだいぶ印象の違う映画です(笑)。

でも観たら、びっくり。
なんだ、この映画(笑) 。⬅褒めてます。
信じられないくらい不器用でバカたれな男の物語。
でも、思う。
ある程度生きた男だったら共感できるダメさ。その痛さ。
きっと、こんなエピソードの一つや二つ、きっと皆、ある。でしょう。


主人公は『ウェディングシンガー』のあいつ。あのバカたれ(笑)。
もう、一部の隙もないくらい間違いないキャスティング。故フィリップシーモアホフマンも変わらずの味わいだったりで。
映画全体も、ラブストーリーなのに、PTA独自の形容しにくい違和感が常にあって所謂ラブストーリー映画とは、一線を画してる。
後半の逃走劇は悪乗りがすぎたり、ハワイのキスが美し過ぎだったり、こんな展開(笑)?に、ただただ笑う。

PTAは、バカたれで最高。
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