けい

ウォンテッドのけいのレビュー・感想・評価

ウォンテッド(2008年製作の映画)
3.1
可もなく不可もなく、といったところです。
良かったところは、ジェームズ・マカヴォイ演じるウェスリーが暗殺者へなってゆく過程の描き方が上手だったところです。単に親の血を引いているから、ということで片づけるのではなく、きちんと立派な暗殺者へ成長していく描写があって、説得力もありました。アクションシーンもよかったです。アンジェリーナジョリーも相変わらず美しく、かっこよかった!

ウェスリーが暗殺者になるまでは良かったのですが、後半は微妙でした。それぞれのキャラクターの動機もいまいちはっきりしないし、最後の結末も、なぜその選択をしたのかよくわかりませんでした。ストーリー構成としては、練り込み不足だと感じました。
前半がよかっただけに、勿体ないという感じです。
けい

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