フエラムネ

トレインスポッティングのフエラムネのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
2.4
これは成長なのだろうか?
物質的な豊かさを否定しながら始まる物語は、逃れられないドラッグの魔力や退廃的な人間関係の末、
汚れた金を得て空虚な未来への逃亡という形で幕を閉じる。
状況に流され続け「選んでこなかった」レントンが、(いかに無味な決断だとしても)選択をしたという変化なのか。

目を背けたくなる汚さ、気持ち悪さは、しかし人を釘付けにする。
フエラムネ

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