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息子の部屋のBaadのレビュー・感想・評価

息子の部屋(2001年製作の映画)
4.8
テーマからしてもっと深刻な展開を予想していましたが、静かな作りなのに全く退屈せずに見ることが出来ました。本当に良くできた映画だと思います。
交通事故のように第三者に責任を転嫁できる事故ではないという 設定、現実であればもっと深刻な感情におそわれているであろう父親の感情表現がとても控えめであったことなどが特によかったと思います。

それにしても、若くして事故でなくなるお子さんって、現実でも(私の知る限りですが)この映画の息子のように、純粋でだれからも愛されて影の薄いタイプの人が多いような気がして、つらい物があります。

(日本初公開時劇場鑑賞)
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