くるぶし

息子の部屋のくるぶしのレビュー・感想・評価

息子の部屋(2001年製作の映画)
2.7
息子が突然事故死してしまい、途方にくれる家族の姿を描いた人間ドラマ。イタリア映画に明るくないのでなんとも言えないのですが、なんかこう、肩すかし感が否めないのはなんででしょ。淡々としすぎてて起伏がないというか…。でもきっとそこが評価されてる一因なのだろうな。
“さぁ!早く傷を癒して息子の為にも明るく生きよう!”ってそんな簡単に人は前向きになれないだろうし。
ドラマチックに激情的に悲しみを煽ることは一切なく、淡々と厳粛に死を悼むという演出は、なんだか大人な見方を試されてるような気がしました。あと音楽が苦手。
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