このレビューはネタバレを含みます
反ファシズムの活動家として英雄と称えられている父親アトス。その死の真相を息子のアトス(同姓同名)が探るお話です。息子のアトスが父親の愛人であるドライファから犯人を探して、と依頼されます。ジュリオ·ブロージという俳優がアトスとその父親の若かった頃を演じています。
若い頃の父親とその友人3人の回想シーンが挿まれるのですが友人達にちょっと?になります。回想のシーンは若い役者使うこと考えなかったのかしら?今も昔も同じおじいさんってどういうことでしょう?何か意図でもあるのかしら?と映画を観続けましたが、どうもそんなことないようで…。
兎に角街の様子が変であることとほぼ老人しかいないのが奇妙さを際立たせております。
結局、父親は英雄でもなんでもない裏切者だとわかります。作られた英雄伝説というわけです。でも何故父アトスが裏切ることをしたのかよくわからぬまま…。肝心なとこなのに。
イタリアで日本と同じ蚊取線香が使われているんですね。ビックリ、初めて知りました。日本独自のものだと思ってました。