完全版は初めて見た。
劇場公開版はあまりに昔に見たのでハッキリと覚えてないがおそらくレオンとマチルダ2人の割と性的な香りのする会話などのギリギリシーンが完全版には追加されてるのだろうなと推測はつく。
少女の頃に(それ以後もだけど)感じていた大人の男性から性的な視線を向けられることの生理的な嫌悪感を思い出した。レオンがマチルダにプレゼントだと言ってやたら胸の開いたピンク色のミニスカドレスを買ってきたシーンが特に気持ち悪い。こういうのはもう頭で考えてどうこうということじゃないのでイヤなものはイヤとしかいいようがない。当時12歳だったナタリーポートマン自身もこんな役柄だけにさらに周囲から好奇の目を向けられていたのかと思うと可哀想で、ひとりの少女がどうやって芸能界をサバイブして大人になったのかまで考えてしまった。
物語としてはとても面白いのでもっとソウルメイト的な描き方ならなぁと思うけど、完全版を見たところリュックベッソン的にはそれは違うんだろうなということはわかりすぎるほどわかった。
