ボンド25から降板しようが、
「愛してるぜ、ダニー・ボイル👍」
【省略レビュー】
《🧟♂️HELLO🧟♀️》
すっっっっっっっごい久しぶりに観た!
“トレインスポッティング meets ゾンビ”なトレスポ演出の残り香が凄いゾンビ映画の秀作。
人の気配が全くしない静かで荒廃した都市の切り取り方が実に上手くて、似たような作品は沢山あれど、この作品だけはやはり特別に感じてしまう。人のいない恐怖というものを最も的確に表現した作品だと思っている。
好きな監督を挙げろと言われたら上位3人には確実に入るほど私はダニボが好きですし、とにかく彼の作品と相性がいいのです。
今作も例外ではなく、全力疾走ゾンビ映画の金字塔としては勿論のこと、ダニボ演出が存分に堪能できるダニボ味の濃い作品として非常に好意的な印象を持っています。
ダニボのドロドロした人間ドラマの描き方が好きですし、容赦なく悲惨な描写を突然挟んでくる感じとかも凄く好きです。また、音楽に主導権があるようなシーンの作り込み方も実にお見事で、それをゾンビというジャンルでも己の色へと綺麗に染め上げてみせるダニボ監督はやっぱり凄い!! 大好き!!!笑
あそこまで悲惨な人間の業を描いておいて、ラストはスカッと爽やかに決めてみせるあたりも憎らしくてホント好きなんですよ〜!!
ただ今作は前半のドキュメンタリータッチの部分で結構画面をブラしてくるので酔いそうになってしまったところだけ勘弁して欲しかったです。笑
死の順列が分かりやすい映画ではあるから分かってはいたけれど、それにしてもフランクの死に様は残酷だったなぁ…フランクめっちゃイケオジだったから生きてて欲しかった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
あとキリアン・マーフィってち◯こめちゃくちゃ白いのね… 笑
揺れる公衆電話の受話器📞とか、水の少ない水槽で泳ぐ金魚とか、お得意の斜めに捉えたショットとか、どの作品でもダニボは必ずインパクトのある一瞬を切り取った画を提示してくれるので面白い。絶対にカットしたって問題ない「半ドア」のくだりとか使用してるあたりも可愛すぎる!!
まあそんなこんなで何はともあれ、
「愛してるぜ、ダニー・ボイル😘」
(なんだこのオチ 笑)
【p.s.】
忙しくてレビューをしっかり書く機会が無いので短めに今年観た作品のレビューを投稿しています。
暇があれば正式なレビューと入れ替えますが、きっとそんな瞬間は訪れないでしょう。
だって、私ですからね。