Nana

小さな恋のメロディのNanaのレビュー・感想・評価

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)
3.6
監督ワリスフセインより脚本アラン・パーカーに目が行くラブストーリー。サタデーナイトフィーバーじゃない方のビージーズのPVのような、柔らかくてみずみずしい映像が心に残る。
有名なあの曲は割と早めに出てきた。

草が生えた空き地、雨の墓地など、何気ない風景が絵画のように美しい。
本家イギリスより日本でヒットしたのが分かる気がする。
原題のMelodyより、小さな恋のメロディの方がしっくり来る。

男と女になる前の、少年と少女のピュアでプラトニックな愛。

私をずっと愛してくれる?

うん、もう一週間も愛してる。

子どもの時は一日が長くて、一週間なんて永遠のように感じたっけ。
今はすっかり汚くなっちゃった先生や親だって、そんな時期はちょっと前にあったはず。
メロディとダニエルがこんなピュアで美しいのも、この一瞬だけだからキラキラして見えるのだろう。

マークレスターも可愛いけど、トレイシーハイドの制服姿や真剣な表情にキュンとします( *´艸`)
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