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第九軍団のワシのsmithmouseのレビュー・感想・評価

第九軍団のワシ(2010年製作の映画)
2.9
女っ気がまるでねぇ( ゚д゚)‼︎
宮崎駿が原作の映画化を考えたそうだけど少女は何処にブチ込む気だ(ー ー;)?
「親方!森からドルイドの女の子が!」とか?

「ワシは名誉だ」
ブリテン諸島北部に消えた父親率いる第9軍団とその象徴である黄金の鷲像を探す為、マーカス・アクイラが指揮官として砦に着任するが負傷により名誉除隊になってしまう。
だが諦めきれない彼は命を救った奴隷のエスカと共にハドリアヌスの長城を超えブリタニア北部に入っていく。

鎧や武器の立てる音や特徴的な部族メイクやサバイバル術や寒々としたブリタニアの光景で無茶苦茶リアル。
作品世界の作り込みはかなりスゴイ!
帝国vs外縁部という構図はイラク戦争を、不思議なBGMは「スカイリム」を思わせる。

その反面、主役のテイタムは動きの少ない役回りでそこまでインパクトが無い。奴隷のエスカとアザラシ族が頑張ってるだけに片手落ちな印象。
その上アッサリしすぎたよくわからないラスト、ありきたな親父像が締めに用事されていて折角のミステリアスかつドラマを感じる設定が勿体無いく感じる。

ロックスターみたいなドルイド僧のジジイの熱演も勿体無く感じる(/ _ ; )。
「勧進帳」inブリタニアな映画。
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