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現金に体を張れのstのレビュー・感想・評価

現金に体を張れ(1956年製作の映画)
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面白かった。初期キューブリックはこんなマッチョで俗な映画を撮っていたのか、と。マリーウィンザーの悪女感とエリシャクックジュニアの小物感。「籠の中の鳥」(=空を羽ばたけない存在)はそれぞれの「計画」が無に帰した2人の間に挟まれ床に共倒れとなる。ボストンへの飛行機も「飛ぶ」ことはなく、現ナマが滑走路を舞うその姿は何とも物悲しい。
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