とり

ダークナイトのとりのネタバレレビュー・内容・結末

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

チラ見状態のバットバイクに魅了されていそいそと観に行きました。
バットバイク(バットポッドって言うんでしたっけ?)のカッコ良さはもちろんのことですが、作品自体も文句なくすばらし~!の一言でした。
こんな映画が作れるハリウッドってやっぱり凄い!と思い知らされましたね。
バットバイクにまさかあんな誕生秘話があったなんて。
その生まれる過程からしてもうしびれまくり!
誕生ちょっと前から「え・・・も、もしかしてこれからバットバイク出てくんの?アッーー!すごいかっちょえ~~~~~!ふぅーーーーー」って心の中で叫んでました。
その後のバイクスタントも壮絶にいかしてます。風になびくマントが更に激烈に格好良い。この疾走シーンだけでご飯が3杯くらいいけると思います。
脚本も物凄くよく練られていました。2時間半これでもかっていうくらい見所だらけ。
難を言えばシーンの切り替えがちょっと雑だったかなぁ。全体を見ればとても綺麗にまとまってるけど、物語の進行の手際がちょっと悪い気がしました。でもこれはかなり重箱の隅をつついた状態で、良い映画をお腹いっぱい堪能できてすごく大満足。
バットマンビギンズはよくできた良作って感じでしたが、個人的にツボに嵌まるまでは行ってなかったので、今回わりとスルー気味だったんですが、これは本当に見てよかった。
ていうか内容ほぼ何も知らない状態だったので、まさかヒロインが変わってるなんて思わなくて・・・すっかり老けてしまってレイア姫にしか見えなくてなんだかな~。
ジョーカーが「美人だな!」って言ってたけどマジ!?ジェイク・ギレンホールのソックリ姉だから好みだったんですか?と心の中でブロークバック・マウンテン的ツッコミ。
アーロン・エッカートが出てるのも知らなくて、序盤は「ああ、なんだか無難でそこそこな脇役やってんのな」って感覚だったんですが、まさか後半あんなことになっちゃうなんて。
やっぱりゼロの状態から観たほうが楽しめますね。ゴードンのエピソードもびっくりしまくったし。
アクションシーンはバットマン対その他大勢の図式はなんだかよくわからなかったです。
せっかくカッコよさげなアクションをこなしてそうなので、もっときちんと見たかった。ちょっぴりストレス溜まった。
ガラス突き破り直後の転がりから起き上がってすぐの殴り合いシーンは格好良い動きしてたなぁ。
カーアクションシーンは凝ってて面白かったです。
特にトレーラー並走シーン。ジョーカーのランチャーぶっ放しの画が凄くいい感じ。スピード感、迫力、緊迫感、美しさ、全てがありました。
お亡くなりになってしまったヒース・レジャーは素顔に近いメイクが見られる場面がほぼ一瞬ってくらいしかなくて、そこがもったいなかった。
評判通りいい演技っていうかとても自然なイロモノキャラでした。べちゃべちゃした喋り方がちょっとキモかった。
TOHOシネマズ流山おおたかの森
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