うろもとうとか

ドランク・モンキー/酔拳のうろもとうとかのネタバレレビュー・内容・結末

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

中学の頃に親友から真夜中に電話がかかってきた
TVで酔拳してるぞと
観てるぞ、と返して笑った
何故か忘れられないエピソード
さすが親友だったんだなと思う
そしてまた約十五年ぶりに
真夜中に今作をTVで観ている
内容とは関係ない感慨深さが生じている
それぞれのキャラクターの
見た目のインパクトが凄い
既にまあまあ優秀、正義感ありだけれど
絵に描いたように根性が曲がっているジャッキー
相手と息が合わないと怪我しまくりでしかない
アクションの合間に老若わかりやすい一笑い
確立されたカルチャー
酔いに身を任せる分
確かに勝手に身体が動いてしまうほど
ガッチガチに基礎、ガッチガチに型が
大事になってきそうだ
必然的に無心も付いてきそうだし
油断させる利点もある
アル中のみぞ知るセカイ笑
宿敵の技を見極める瞬間だけ
過剰に格好良い演出して
あとは格好良さだけが強さに通ずるとは限らない
そんな表現がいつの時代にも
大事になってきそうなコンセプトに感じた
何処までを初期と区切るか難しいけれど
初期ジャッキー主演作の中でも
評価が高いの納得でした