ジョン、コリン、タイラーの童貞3人組は17歳の高校生。
寝ても覚めてもエッチなことで頭がいっぱいな彼らは、コリンの妹の女子高生・エイプリルらとドタバタを繰り広げる。
高校生のいまどきのセックスライフを題材にした作品。
一言で言うと、バッタもんにご注意!
手にとって見ると、タイトルもジャケットも「アメリカン・パイ」にそっくりです。
はっきり言えば・・・「アメリカン・パイ」に期待する人は見ないほうがいい。
こういうおバカ映画は大好きだけど、これはつまんなかった。
なんか普通に日本にあふれてるモテない高校生を見てるだけの様だった。
悲しい雰囲気で終わってどうしようかと思ったら、エンディングで一気に詰め込みすぎ。
都合の良い女扱いされているのに、大学生の彼への恋心を捨てられない女子高生。
その大学生と火遊びをしてしまう勉強大好き女子高生。
口での奉仕は挨拶と豪語するバージン女子高生。
毎日妄想に明け暮れる、男子高校生。
実はどっちもイケる、バイセクシャルな男子高校生。
趣味はアダルト関連HP閲覧、「カモメ」プレイに憧れる痛い男子高校生。
高校生っていろいろあるよね。
こういうシモネタお馬鹿映画は、見た後だったり途中清々しい気分になる作品多いのに、これは何もそんなの無かった。
本当にしょーもなかった。
ちなみに「主人公」ライアンですが、何とコリー・フェルドマン。
『13日の金曜日』のトミー少年とか『グーニーズ』とか『スタンドバイミー』とかに出てます。
何か思いがけない人に思いがけないところで会ったという感じ。