ryodan

πのryodanのレビュー・感想・評価

π(1997年製作の映画)
3.1
想像してたのと違う内容でした。もっと数学的な話が欲しかった。映像ではなく話を不安定なものにして欲しかった。モノクロの白の光が強烈。振りまくるカメラ映像との相乗効果で視神経が痛くなりました。別にこっちは主人公と同じ環境を体現したくもないのに。天才的な数学者の説明がただの暗算でしか説明できないのも納得いかなかった。ただ「全ての事象は理論で説明できる」という解釈は個人的に大賛成で自分もそう思います。今のところは解明されていないだけ。木から一枚の葉が落ちるのにも理由があるし、人が恋に落ちるのにも理由がある。誰かが何かと出会うのにもちゃんと理由があるのだ。自分がこの作品に出会ったのにも何らかの理由があるはずなのだ。
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