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ロミオ&ジュリエットのScreen7のレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
4.0
"悲しみが楽しい思い出となる日が来る"
わずか5日間の恋とも言われる悲恋の名作。強く燃える炎のように、情熱的だけどあんまりに短すぎる…!現代風に味付けされたロミオ&ジュリエット。シェイクスピアというだけあって、台詞がとっても詩的です。
レオ様の格好良さが限界突破してる…。金髪碧眼で若くて美男子時代のレオ。クレアのきゅるんきゅるんの瞳も可愛いし、本当に絵になる2人。全てが儚くて美しくてうっとり。

始まって数分は主人公たちが出てこないし、雰囲気もロマンチックとはかけ離れていたので、これは借りる映画ミスった…?と思いましたが、仮装パーティー辺りからそれっぽくなってきて安心。水槽で出会うシーン、こっそりプールで密会するシーン。水のシーンがとにっかくロマンチックで美しすぎます!
恋愛はタイミングが命と言いますが、それにしてもこれはタイミング悪すぎる。大まかなエンディングを知っていても、切なくて胸が張り裂けそうな思いになりました。あのラストのほんの一瞬見つめ合うところは「なんで…どうして…泣」って思いが止まらない。

ポール・ラッド演じるパリス様は、勝手にムーランルージュのウースター公爵みたいなポジションだと思ってたけど、全然違いましたね笑
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