DelayMan

ゴーストワールドのDelayManのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
2.5
22年ぶりの復刻上映で鑑賞
ソーラバーチ、スカーレットヨハンソン、スティーブブシェミ演じる超個性派の3人の日常を中心に展開する物語

高校を卒業したばかりで周りへの苛立ちと思春期特有の見下し感で、相手に関わらず暴言を吐きまくる親友同士のイーニドとレベッカ
ひょんなことからイーニドが興味を持ったSP盤レコードコレクターでブルースマニアのシーモア
ストーリーらしいストーリーはないけど、イーニドとレベッカ、イーニドとシーモアの関係や距離感が徐々に変化していくところや社会に馴染めない孤独感を描いている

超個性的な強烈キャラがありながら、それをあまりストーリーに活かせてない感じはした
劇中の音楽やイニードとレベッカのファッションを映画を通して味わえるのも充分魅力だけどそこがメインに感じてしまう内容だった
若い時こうだったなとも思わないしシーモア目線でも共感できず、ストーリーに面白みもメッセージもあまり感じない2時間だった
海外の若者に刺さるのはわかる

ラストの解釈は自分は悲しいラストなのかなと思ったけど、色々な考察があるようだ

当時15歳の大スターになる前のスカーレットヨハンソンだが、顔も雰囲気もすでに完成しきっている
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