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ゴーストワールドのデイのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.2
やばーい。
この映画、私なんが観ちゃダメだよ。
R15とかR18とかあるんだから、逆にU30とかU35とか、オトナは観ちゃダメって言うの作っても良いと思う(笑)。

アメリカンコミックの原作が元にあって、その世界観を壊さずに作っているなら、ストーリーどうこう言うのはどうかなとも思ったけど…。

出だしは高校の卒業式。
イーニード(ソーラバーチ)とレベッカ(スカヨハ)
あいつらダサい、ファック、笑っちゃうぜ!!とか
何様気取り?
2人でつるんでるから、そんなこと言えてるけど、1人になったらなんにも出来ないク○ガキ女が!!
と思ったけど、そうでも無かった。

イーニードは我が道をゆく。
映画はほぼイーニードにストーリーが置かれていて
卒業してからの親友とのスレ違いっぷりも描かれている。

アルバム観てるシーンで小ちゃい頃から2人は友達だったみたいだけど
「あいつらほんとクソだよね。」って言う感性はレベッカがイーニードに付き合って言ってる可能性だってあるよね。

その逆。そうかな?私は良いと思うけどな。
っていう感じにイーニードとレベッカの感性にズレが生じて来る。

イーニード演じるソーラバーチは可愛いね!!つるんつるんなおでこ。
クロエモレッツぽかったなー。

15年前の映画だけど時代背景はいつ?1980年代?1970年代?

広告に恋人募集の記事載せるとかの時代かー。

その広告を載せた男をからかってやろうぜ!!なノリだったのに…
見た目は優しそうでダサいのに、車の運転でキレまっくってて、ポカーン(°_°)。
あ、あの男の後付けてみようぜ!!
とかやってるうちにイーニードはその人に恋しちゃう。
でも素直に「好き」を表現出来ないもどかしさ。

多分アラフォー。
ブルースレコードヲタクのシーモアを演じるスティーヴブシェミが素敵でならない。

つっぱっているけれどイーニードは思いやりの無い人間でも無いってところはバスを待ってるおじいちゃんとのやりとりで分かる。

あと12年経って30歳になったら…どんな大人になっているんだろう?
レベッカはクールで現実的。普通に結婚して3人の子供のかーちゃんになってるのかも。

でもイーニードが大人になったら?
全く想像出来ないよ?!

イーニードの夢。突然消息不明になる。
私もなりたいよ…今(笑)。

道に落ちてるジーンズ。スケルトンの電話機や小物。イーニードのファッション。厚底靴でパンク服だぜ。
そして、パルプフィクションのような音楽も良かった。
ポップでサブカル。

んで、
出て来る人がみーんな変な人だったね(笑)。
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