14人が殺される連続殺人事件、被害者は全員悪党。そして一人の刑事の自己紹介、からの自白で物語は始まる…そんなお話。
アル・パチーノとデニーロの2人の『ヒート』以来の久しぶりの豪華共演。
オープニングムービーから射撃バチバチだし、渋い2人が観れて、それでもう満足なくらい。
ストーリー自体は、きっとこのままなはずはないから、あとは選択肢としては…みたいに、映画好きな人だとミスリードを掻い潜りそうなのだけど、映画好きな人ならこの2人の渋い感じと、積み重ねてきた老練な刑事のバディ感だけでも、楽しめるはず。
あの教会での懺悔というか祈りの時がターニングポイントだったのだろうか。
全体的にコンパクトながら、善と悪、友情と正義、を考えさせられ、またその曖昧な“境界線”を正に、我々に問いかけてくる作品であった。
僕も美人弁護士と公園でランチがしたいです。