僕らの友情を結んだのは、
"畳の下"だった。
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ドラえもん映画史上で最も
長く"友情"を育んだ感動作。
まだ初期作なので作風が暴力的だが,
友情ドラマの裏に「いじめ」を
テーマに忍ばせてるので、
なかなか奥深い…。
いじめの関係を様々な角度から描き,
のび太のピンチに、
ジャイスネが助けに向かう所に、
両者の「あるべきカタチ」と
ある種の「救い」を感じた。
またかつてないほど
「交流ドラマ」に時間を費やし,
敵とのバトルは短いが、
別れのシーンでこれまでの記憶が、
ぶわっと溢れてくるラストに
不覚ながらも号泣した…(つд;*)
畳一枚で繋がった、脆くて、
いつ消えるかわからない「扉」…。
その「扉」を行き来するたび、
感じる「心寂しさ」は我々も
子供の頃に味わったはず…。
"学校"というシステムの中で
出会う事のできた友人との繋がりは
親の事情や事故、震災などで
簡単に途絶えてしまう。
そしてあの畳が、
「ただの畳」に戻った瞬間。
カタチとしての繋がりは
そこで絶たれるけれど、
胸の中では永遠に繋がってるんだなと
しんみりさせられる…(*´-`)♪
それと『君の名は。』観たせいか、
夢と繋がる共通部分もあって、
あの台詞にはじんとくる( ノД`)…
"「チャミー、また夢で会おうね。」"