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アキラ AKIRAのnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングから、えげつなくかっこいいぞ。

思わずウォー!って叫んだからね。

退廃的な未来都市ネオ東京で繰り広げられるクールでドープ過ぎる世紀末病的ドラッグ大クーデター!

この画力!

この儀式的で不安と興奮を増幅させる音楽!

30年前のアニメながら唯一無二の価値と味わいを提示!

結局、人間のせいでぶっ壊れて、人間によって復興する。その繰り返し。

そこに描くべき人間の本性が有るのだ。

その転換点に時代を変えるヒーローが居るのだ。

漠然とした超自然的パワー"AKIRA"は、科学の進歩の中で象徴的かつ予言的に描かれていて、現在の世の中に当てはめても(原子力発電や遺伝子操作、人工知能に化学兵器)その先見の明は気味が悪いほど。

序盤飛ばし過ぎて、内容的には尻すぼみ感は拭えないけど、それも含めて愛せるほどの圧巻の世界観。

これになら胸を張ってクールジャパンって言える。
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