ふぁるこんりえ

愛を読むひとのふぁるこんりえのネタバレレビュー・内容・結末

愛を読むひと(2008年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

Netflixにて鑑賞
最初はただ男女の恋愛模様を描いている映画かと思いました。

ベルンハルト・シュリンクの小説の朗読者を映画化

この作品は中盤からとても面白くなった。
そうだ、そうだ、映画には行間を読むという良さがあることを気付かさせてくれる作品でした。

彼女が文盲だったことにはびっくりした。
また、この物語が、第二次世界大戦後のドイツが舞台で
アウシュヴィッツ強制収容所の話が出てくることもあり、
もう一度幼少期好きだったアンネフランクの作品を読みたくなった。

ケイト・ウィンスレットがタイタニックに出演してたこともあり、
恋人役の子がもっと美青年だったら良かったと思う一方、
タイタニックのレオナルド・ディカプリオは秀逸美青年だったんだなと改めて思った。

彼女と出会って、知らない世界を知れた彼でしたが、
彼女を失った喪失感から、自分の気持ちを表現することができなくなったのか、、、と思った、
最後の娘に自分の過去を話し始めるシーンで確か終わるのですが、
自分にとって拠り所になる人の存在が一人でもいるだけで、
人生生きていけるのかなと思ったし、
そうゆう人が必ず必要と私は思った。

2020.08.20