niwarie

パイレーツ・ロックのniwarieのレビュー・感想・評価

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)
3.8
何回観ても相変わらずくだらなくていい。(讃えている)
若い頃からラジオにかじりついていた人にはくだらないのにグッとくるDon't Rock the BOATな音楽大好き愛すべきラジオ局なお話。

そして今回はピーターバラカンのトークショー付き上映ということで行ってきました。
当時のBBCのこと、ラジオDJの話方、選曲、バラカンさんが大好きだった海賊局の最後の放送の話、など聞けてとても良かった。
東京のコミュニティfmの延長で出来たのがInterFMだと思っていたので感慨深かった。
当時のInterFMがなかったら私こんなに洋楽聴くようになっていなかったと思う。

そのトークショーでバラカンさんからこの映画の主人公の父親のモデルが"あのJohn Peel"だと聴いてわーーーっとなりました。
John Peel Sessionの放送分をいつか全部集められる日はくるんだろうか、、という野望が再燃しました。

ラジオ局衰退など言われているけれど、今はモノが溢れすぎてて、さらにモノに直結というか、直接手に取れたり見れたり聴けたりということを昔よりタイムラグがなく出来てしまう。
これがとても便利で間口広がって凄いな!と思える反面、不便さという想像する時間の楽しさを奪っている気もしているから、目に見えず想像しながらも聴こえてくるラジオの面白さってこれからとても大事な感覚になってくるんじゃないかな。

そして今も毎日の私の目覚まし時計はラジオです。
niwarie

niwarie