ビターチョコ

ラヂオの時間のビターチョコのレビュー・感想・評価

ラヂオの時間(1997年製作の映画)
5.0
「♪もしもどこかで迷っても~」
三谷幸喜監督お得意の、シチュエーションコメディの傑作映画。私が1番好きな日本映画の1本である。元の舞台劇は、1993年に初演された同タイトルで、作・演出は三谷幸喜。

●あらすじ
ラジオドラマの脚本コンクールがあり、優勝作品が放送されることになった。録音スタジオに、続々と集まるキャストたち。まず台本通りのリハーサル。そこまでは順調だったが、主演の千本のっこが「名前が嫌だ」とゴネ始め、変更がどんどんエスカレートしていく。生放送の本番中なのに……。

群像劇だが、主人公は誰だろう。脚本を書いた鈴木みやこ(主婦)の気がするが、ディレクターの工藤のような気もする。とにかく、とっても愉快で面白い映画。

●余談
映画パンフレットに『運命の女』の脚本が完全収録されている。今、目の前にあるが、一度しか読んでない。面白かったと思うが、それを書いたのは三谷幸喜じゃなく、助監督のM氏。だが、スタッフ表の助監督欄にあるのはK氏だけ(なぜ?)。

さらに余談。パンフ再読したら、映画制作日誌にM氏のフルネームが載っていた。