ビターチョコ

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇のビターチョコのレビュー・感想・評価

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)
3.8
2013年公開の映画。
もう10年前の映画。
10年前……。

観ながら思った。
「観なけりゃ良かった」と。
それは、テレビシリーズの軽いノリが好きだから。この完結編を観た後だと、テレビシリーズの「軽さ」を楽しめなくなる気がしたから。でも、ある人の感想を読みながら、「観て良かった」と思えてきた。

これで『SPEC』の映像は全て観たことになる(★)。だから、持っている映画のパンフ(結)とムックを、これから読みたいと思っている(中古で買った)。

テレビシリーズが好きな人は、この完結編『結』は観ない方が良いかもしれない…と書いてる人が複数いて、だから私はずっと観るのに躊躇していて、その意味がやっと判ったのであった。もしテレビシリーズが大好きで、重い話が苦手な人は、この完結編は観ない方が良いと考えるんだけど、それは観ないことには判らないわけで、それにもし観たら「すごい好き」になるかもしれないから、私は何とも言えないし、私が何を書いても誰も気にしないといえばそうだろうから、とりあえず私は「観て良かった」と書いた。

あとは、小説版は全部を持っているから、それを地味に読みたい。映画で描ききれなかったこと、気付かなかったことが「多数有る」筈だから。さらに言えば、漫画版も持っているが読んでないので、それも読みたい。

★サトリの恋
サトリの話で、2年くらい前に観た。レンタル落ちのDVDで観た。きちんと面白かった。が、TVドラマDVDボックスの特典映像は(まだ)観ていない。

●絞殺、じゃなかった考察
テレビシリーズと異なり、「天」と「結」は壮大な内容になっているが、誰がそうしたのか。「翔と天」当時のムックと、「結」のい映画パンフには、監督とプロデューサーの長文が載っているので、それを読めば判るだろう、たぶん。脚本の西萩氏ではないような気がするのである。

【余談】
私はTVドラマ『SPEC』が大好きだ。放送当時は観ておらず、後で知った。再放送だろう。だからTVシリーズのボックスも買った(1秒も観ていないけど)。最終回、謎が残った。その答え合わせは、テレビスペシャルの「翔」で分かる。だから「翔」までで良いのだ、私は。

起:テレビシリーズ(全10話、2010年放送)
承(翔):テレビスペシャル(2012年放送)
転(天):劇場版(2012年公開)
結:劇場版で「漸ノ篇と爻ノ篇」の二部に分かれる(2013年公開)

ちなみに私は、
2013年放送のテレビスペシャル「零」が大好きだ。