このレビューはネタバレを含みます
少し前に兄弟がうつになりまして、前々から見たいと思っていたこの映画をついに見る機会を得ました。
うつとは
生きることさえもしたくない、と考えずにはいられない病気で、治る見込みも不明なまま付き合っていかなければならないので、本人も周りも本当につらいと思います。
その状況を受け止め、完治とまでいかずとも、’明けた空が曇りでも、夜よりはずっといい’という前向きな見方で温かく寄り添い続けた奥さんと、自分と向き合い自身に誇りを見出すことができるようになったツレの理想的な関わりを見て、何度涙したことか…
結婚とは本来こういう関わりをいうのだと、初めて気づきました。
うつでなくともこのような関係を築ける結婚をしたいと思いましたし、今うつに苦しんでいる私の家族への見方、アプローチもかなり変わったと思います。
本当に見てよかったです。