このレビューはネタバレを含みます
物語とは、底から這い上がっていくものか、底に落ちてしまうものかのどちらかに分類されるらしいが、この映画はどん底スタートからの右肩下がり一択という容赦のなさ。
不幸な女性がさらに酷い扱いをうけ、居場所をなくして追い込まれ、人生に絶望して精神崩壊していくまでを、独特の薄ら寒いタッチで淡々と描いていく。見事なまでに救いがなく、見てるだけで運気と活力を吸い取られそう。
バーで声をかけただけの男は気の毒としか言いようがなく、可哀想過ぎて笑えました。
ちなみに2度目の鑑賞。。
