ヤマダタケシ

ドリームキャッチャーのヤマダタケシのネタバレレビュー・内容・結末

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022年4月 アマプラで
・恐らく小説では全て回収されてるであろう要素を、無理やり一本の映画にしたために、かなりしっちゃかめっちゃかな映画になっていると思う。途中の宇宙人から生まれたモンスターを閉じ込めておかなければいけないシーンで、必死に爪楊枝を取ろうとするアクションとか絶対に彼にとっての意味とかあったはずなのに、そこだけ切り抜かれてるから単なる変な奴にしか見えない。
・スタンドバイミー、エスパー、エイリアンの侵略、狂気じみたエイリアンハンター(モーガンフリーマンの眉毛がすごい)など要素がてんこ盛りの今作だが、それがまとまっているようでまとまっていない。しかし、まとまっていないからこそ、エクストリームなものとして今作を観る時に、それが良さに転じていく。
・最初に死ぬ男がゲップとおならをしまくった挙句に死ぬように、今作は排泄物をまき散らしたような汚さが全体的にあるような気がする。しかし、そういうエクストリームなパーティーとして今作を観ると、とても完成された作品なような気がする。