刑期終了間近の囚人が、突然所長の画策によって凶悪な刑務所に連れて来られ、そこでの仕打ちに耐えるという話。
スタローン主演のアクション映画。
先日「大脱出」を観てこの映画を思い出したわけですが、こちらも泥臭さが漂っていてなかなか渋い作品でした。
スタローンは無敵のアクションもいいですが、耐え忍ぶ囚人という「イジメられ役」がとっても様になる俳優だと思いました。
ボッコボコにされて顔面が腫れ上がってしまうような様子が実に良い画になる。「ロッキー」も正にそうです。
囚人仲間との和気あいあい具合も微笑ましい。
死亡フラグがビンビン立ちまくっている「一塁」がその通りになってしまったり、散々虐められたにも関わらず所長への罰が温いんじゃないかとも思いますが、全体的には楽しめました。
所長役のドナルド・サザーランドがまた憎々しくて最高にキャラ立ちしている良い悪役でした。
