このレビューはネタバレを含みます
序盤★3 中盤★2.5 終盤★4
ふたりの幼い子を持つ女性が家庭と仕事を両立させようと奮闘する姿をユーモラスに描いた作品。
経済的に夫婦共働きをしなければ生活できない状況では無いので、
最初は家族（子供）をあまり顧みずに仕事に精をだす彼女にあまり共感はできませんでした。
モチロン必ずしも女性が家庭を、男性が仕事をなんて思っていませんし、
数は少ないけど男性が“主夫”の家庭でも今の時代は変ではありません。
そんな“働く女性と家族”の問題の落とし所が非常に上手く面白かったです。
ただ彼女の仕事も家庭も中流の上クラスで、しかも彼女は仕事ができるからこその展開で、
子を持ち働く多くの女性に当てはまるものではありませんが、
“差別”ではなく“区別”で“女性向け”の映画としてよく出来ていると思います。
2017年183本目
