我路

狂った一頁の我路のレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
3.7
2024年 2月16日 シネラ

日本映画史に燦然と輝く作品。ついにスクリーンで見れる日が来たーーッ

オーバーラップや多重露光のオンパレード。撮影は大変かも。いちいちフィルムを巻き戻して、撮り重ねるんだから。

大正当時サイレント映画は16コマ/秒だったが、チャップリンにならって、衣笠は18コマで撮ったって。

今回の上映はサイレント映画だから、完全無音。シーンとして、人の咳払いとかくしゃみとかのみ。デジタル上映だから映写機の回る音もな〜にもなし。

さらに字幕もなし。試写で横光が無字幕をすすめたって。

公開にこぎつけたとき、徳川夢声が弁士を務めてたというけど、何の予備知識なしでみたら、何がなんだかわからな〜い。

でも面白い。

情報:人生仕方ばなし ワイズ出版
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