彦次郎

狂気の愛の彦次郎のレビュー・感想・評価

狂気の愛(1985年製作の映画)
3.3
列車で意気投合した犯罪者2人がギャングの情婦に入れ込み凶的な末路を迎えるドラマ。
文豪ドストエフスキーの『白痴』にインスパイアされたという事ですが漫画太郎先生の『罪と罰』並に変貌を遂げています。元の『白痴』の方も常人とは思えぬ長台詞かつ内容で難解でしたが本作の方も破綻したような意味不明さで難解でした。難解さをカバーするかのように裸体及び濡れ場が出てくるような気もしますが監督には最も深淵な思惑があったのでしょう。
はしゃいだ仮面銀行強盗辺りはともかくイキナリ街中野外でのご性交は狂気よりも獣に近しいとしか思えませんでした。
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