凄まじい映画だった。強盗団と、それを追い詰める囚人と元強盗。そして、悪徳メキシコの将軍、悪人しか出て来ない。その悪党達が滅んでいく、混乱と死にゆく世界、壮絶な死がテーマということかも。
パイクのウィリアム・ホールデン、ダッチのアーネスト・ボークナイン、ソーントンのロバート・ライアンの三人とも個性派でなかなかよかった。
サム・ペキンパーが、ニューシネマの先駆けである「俺たちに明日はない」に対抗して、スローモーションをふんだんに使って、もっと過激に映像化したとのこと、その最後はさすがに圧倒された(2021.11.29)。