Cisaraghi

切られ与三郎のCisaraghiのネタバレレビュー・内容・結末

切られ与三郎(1960年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

雰囲気のある印象的なジャケ写真に惹かれ、前から見たかった作品。結論から言うと、残念ながらこのジャケ写真から期待したほどの何かは見出だせなかった。先入イメージ持ち過ぎか…。でも、このシーンと、画面いっぱいにこの写真が大きく映し出されたのを見られただけでも観てよかった。ホント最高です、この写真の雷蔵様…。まだ20代。

結局、雷蔵さんと3人の雷蔵ガールズの話になっているようなのが惜しい。富士真奈美さん、雷蔵ガールズとしては新鮮だったけれど、雷蔵さんの純愛のお相手役として相応しかったとは言えないような。ここは雷蔵ガールズを超える個性の女優さんを配して欲しかった。いや、そういう話じゃない?純愛というより、結局女難で身を滅ぼしてしまう与三郎ってことなのかな?もう一度観てみる。
 
淡路恵子のあだっぽさがヤバい。それに気圧されてない雷蔵さんも大したもんだ。二人ともまだ20代だってのに、大人だわ。雷蔵さんにぐいぐい行く玉緒ちゃんもすごかった。

木更津名物・証城寺の狸囃子ノリノリ。

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