めかぽしや

キートンの警官騒動のめかぽしやのレビュー・感想・評価

キートンの警官騒動(1922年製作の映画)
3.6
コメディ映画上映会にて沢山の子供がいる中、フイルム上映、生演奏、生吹き替え付きの環境での鑑賞。


楽しかったです。


サイレント映画は始まってから中々入り込めないので前半はストーリーに付いていくのに遅れました。

キートンが人のお財布からお金を盗んだり、引っ越し業者に思わずしてなってしまったり。
馬車で家具を運びますが、荷台に高く積み上げられている家具にドキドキし、
後から運ばれてきた花瓶を入れる隙間がなくて粉々にして積んだり…

後半は一転してキートンは大勢の警官に追われます。
逃げ回ります。
まさにマッドマックス状態です。
(ジョージ・ミラー監督は本作に影響をうけているようです)



今回、鑑賞している子供達の効果が絶大でした。
普段ならうるさくしてると大変迷惑ですが
「後ろ!後ろ!」
とスクリーンに向かって叫んでいる子供達は“志村!後ろ!!”を知らない世代です。
リアルで体験できて感慨深かったです。
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