まりぃくりすてぃ

意志の勝利のまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

意志の勝利(1935年製作の映画)
5.0
ナチスが虫けら🦠なのか、ドイツ人がみんな虫けら🦠🦠なのか、白人というものが全員虫けら🦠🦠🦠なのか、人類がそもそも虫けら🦠🦠🦠🦠なのか、はたまた地球や宇宙すべてを生み出した神様が虫けら🕷️なのか、、謎は深まるばかり🤔

[某Tube 日本語字幕つき]

「政治よりも、美にだけ関心あった」とレニ監督は弁解。なるほど、天空から降り立った初登場時ヒットラーの笑顔は、極上です✨

でも、党大会&パレード&キスチョコキャンプ全体で200万人ぐらいが映ってる中、美男はたった2人。18'15のちびまる子ちゃんの花輪クン似と、38'47の怒ったらDVしそうな帽子サン、それと7'14の雄猫だけ。(1:29'53と1:39'05に惜しい男がいたものの…)あまりにも少なすぎる! 200万人中で美男がたった2人と1匹だなんて。ふざけんな!
男も女もほとんどみんな、消しゴムみたいな顔してる。そうなのか。。。
あまりにも消しゴム顔だらけのナチスドイツなので、消去法で、ゲテモノのゲッベルス程度がかなりマシにみえちゃった。(あと、24'17の来賓日本人は清潔でフェアな雰囲気。)

消しゴムの中でもひときわ汚れきった丸消しゴムにちがいないヒットラー総統閣下だけど、醜怪というほどじゃない。あたしもヒットラーごっこしてみたい😆
終盤の演説中にだんだんヒットラーはタヌキに似てきた。吼えながら今にも尻尾が露呈しそうであたしは声上げて笑った。
司会のヘスの父ちゃん臭さもかなりの味感!(あたしの高校ん時の怖くてつまんなかった国語教師と体育教師に似てるぞ…)
すげーヤツらだナチス! 楽しい!

かつてゴダールが「映画はキアロスタミで終わった」と語った、そのキアロスタミの頂上作はもちろん『クローズアップ』で、その中の “詐欺犯” が本人自身を演じぬいて〈ドキュメンタリーと物語の溶け合い〉へとアウフヘーベンしきって俳優とか演技とか演出とかの諸概念が “真実” 一つへと昇華統合されちゃって、もう誰も超えられない高みに映画が聳えたのだけれど、、じつはそれよりはるか昔に、レニという傲慢そうな女監督が本作で「ヒットラーがヒットラー自身を、ヘスがヘス自身を、ほか幹部連中が連中自身を、群衆が群衆自身を、ぶれずに演じのめした」のを撮りきったことにより、史上最高の〈歴史記録映画〉にこれが成ってる。

例えば、さんざん見かけを値踏みするミスコンの審査を続けてきたミスコン審査脳の者が、ある年にふらりと降臨した容姿雰囲気超端麗美女をみて「いくら完璧に綺麗でも、性格ブスだから、こいつは落とす」なんて言い始めるのは、一貫性がない。
褒める勇気を持つべきで。その上で、真の民主主義と世界平和のために各人が命を懸ければいいのであって。

最終演説中のヒットラー、1:44'11の「若者たちが全身全霊をかけて進むのだ!!」のところで渾身の乙女ポーズ。1:45'21にはボディビルダーのポーズ。ヒットラー最高すぎっ😆😆😆😆😆

ヒットラー「平和を愛し、かつ、勇敢な人間になってほしい ❣」
アタシ「あー、既にとっくにあたし、いつもやってます」

ヘス「党はヒットラーであるっ ❣❣
そしてヒットラーはドイツであるっ ❣❣ ヒットラーッ ❣❣❣❣  ジーク・ハイルッ ❣❣❣❣」
アタシ「世界はあたしである😤 そしてあたしは宇宙である😤 あたしっ😤 ジーク・ハイル🥳」


ヒットラー「ねえ、もうちょっと僕のやったことを褒めてよ」
アタシ「あんたは、煙草を吸わなかった。いい子ね」
ヒットラー「うん、煙草も酒もやらなかったよ。ほかには? ほかには?」
アタシ「…あんたはドイツ内では愛国者だったね。ドイツ人がアガろうがサガろうが生きようが死に絶えようが、あたしの知ったこっちゃない。けど、ヴェルサイユ体制と世界恐慌によって生まれたあんたが、世界中に植民地持ってた帝国主義の権化の英仏に戦いを挑んでいったのは、歴史の必然」
ヒットラー「そうでしょ?」
アタシ「あんたやあんたの時代に比べてさ、今の日本は、右から左までほぼすべての政治家が売国奴で、日本の富の8割をアメリカに、残りを中国にせっせと渡してる。右翼民族派か極左にだけあたしは投票したいのに、そういう立候補者自体がいなくてさ、仕方ないから、あたしがヒットラーになろっかな」
ヒットラー「ホント? 僕は日本ラブだったんだよ」
アタシ「リーベって言ってよ」
ヒットラー「ごめん。イッヒ・リーベ・ヤーパン💓 僕はね、20年代に『わが闘争』書いた時はアジアを軽んじてたけど、その後ころころコロコロ考えが変わったんだ。大戦頃には世界で唯一、日本のことが好きで、恋い焦がれて、ドイツ人と日本人に遺伝子的なつながりがあればいいと思って科学者に証拠探しさせてたんだよ。ドイツじゅうの中学で日本語を必修にしようと、まず一校目から始めたんだ」
アタシ「でも、あんたは、あたしの大好きなヘッセを迫害して、あたしの大好きなムンクを殺したからね。あんたがやった2大悪事がそれだ。簡単には赦さないよ」
ヒットラー「そこを何とか…。原節子のファンだったし」
アタシ「あんた東京物語観たの?」
ヒットラー「傑作って聞いてたから是非観たかったんだけど、僕、先に死んじゃったから🤣🤣🤣」
アタシ「きゃー可哀想🤣🤣🤣 あの世で観れない?」
ヒットラー「地獄だからシアターないの」
アタシ「天国にならあるのね? じゃ、あたし死後にいっぱい観るね♪」
ヒットラー「とにかく僕の名誉回復のためにあなたも協力してよ」
アタシ「や〜だね。ドイツ嫌いだし。卒論にドイツ詩人のこと書いて、セロリの酢漬けとシュトーレンが美味しいから、今まで表向きドイツ贔屓なふりしてきたけど、IOCのバッハに日本が嫌がらせ受けたから、もう一生ドイツを赦さないことにした。それは、鄭に買収されたモレノがトッティを退場させてからイタリアが韓国を永久に憎んでるのと同じなんだよ」
ヒットラー「バッハのことは、さーせんした! 地獄に迎えたらお仕置きしときます」
アタシ「まあ、さっきも言ったけど、自民から共産まで売国奴政治家だらけの日本からすれば、愛国者のあんたはいい線行ってるよ。鍵十字とかには興味ないけど、あたしもそのうちにヒットラーを襲名してやるよ♪」
ヒットラー「いいんすか? 世間からの風当たり強いっすよ?」
アタシ「欧米の文化人とかバカどもが最近も、たまにヒットラー好きを公言しちゃって炎上とかあるね。あいつら白人たちは、そもそもヒットラーを賛美する権利がないんだよね。だって、ナチスドイツを敵認定して価値全否定して打ち負かした側(の末裔)なんだから。それと、ドイツ人は自分たちのこと、ナチスに騙された被害者だという理屈で守って国際社会に復帰して、ちゃっかりユーロの優等生の座におさまって裕福な暮らしを享受してる。ナチス擁護を厳禁してる国内法からいっても、国際法上も、道義的にも、ドイツ人は今更ヒットラーを賛美しちゃいけないんだよ。1人の例外もなくね。どうしても賛美しちゃうヤツは、ガス室送りだ。そして、それはアジアアフリカ含めてみんな一緒。世界で唯一、ヒットラーを賛美する資格と権利と運命を持つのは、ナチスドイツと一回も敵対したことがなく、ナチスドイツを公式に否定したことがなく、同盟さえ組んだのち、旧敵国(枢軸仲間)として全世界から一緒に唾吐かれ続けて、しかも優等生のドイツが居心地よくなれるよう常に劣等生の役回りを引き受け続けてあげてる情けない日本。日本だけが、21世紀にヒットラーを『最高っ🥳 スリスリ』と褒め称える権利と資格を持つの。だけれども、既得権益保守の党から庶民の不満ガス抜きアルバイトに励む党まで、全国会議員・官僚・警察・法曹・マスゴミ・経済界・大地主とかの売国奴たちは、愛国者ヒットラーを称える資格と能力を持たない。だから、日本人のうち、森田必勝の遺志を少しでも継ぐ、心の澄みきったあたしたち賢い庶民のうちの、ごく一部が、その日その日の気分で『ヒットラー、キモ』『ヒットラーカワイイ』『ヒットラー楽しい』『ヒットラーやっぱ疲れる。見たくない』と楽しむ権利を持つんだよ。あんたは、あたしのオモチャ」
ヒットラー「ありがとうございます!」
アタシ「ダンケって言えよ」
ヒットラー「ダンケシェーン」
アタシ「ビッテ🐇」
ヘス「司会です。それでは、名作映画をご覧になってのまとめの一言をどうぞ」
アタシ「大演説で盛り上がったニュルンベルク党大会の閉会と同時に上から原爆炸裂でみんな大笑い、っていう結末を想像させて素晴らしい名作でした。ドイツに原爆落とさず広島と長崎に2発も落としたトルーマンとそそのかしたチャーチルは極悪人だね!」
ヒットラー「チャーチルは地獄で僕が毎日殴ってるよ😊」
アタシ「どっちが強い?」
ヒットラー「どっちも弱い🤣🤣🤣🤣」
アタシとヘスと大観衆「あははははは🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣」