狭須があこ

ヘアピン・サーカスの狭須があこのレビュー・感想・評価

ヘアピン・サーカス(1972年製作の映画)
3.0
とりあえず、始まり方はサイコーでした。

んんー、あぁー、そーだな…
この感想は、けなしてるワケではないんですけど、なんというか、スゴく子守唄ですね

ジャズに合わせて夜の街をひたすらオシャレにブーーーーーーーーーーーーーーーーン……
イヤまぁ寝てはないけど、ただマジで非常にリラックスしました
(けなしてませんよ)
こういうのが好きな方はいるでしょう。いるでしょうよ

ただこの時代の映画によくある、滑舌の悪い棒読み俳優がそろい踏み。そしてさらにこの時代によくある、勝気でおてんばおませな女の子。
ストーリーに期待したらダメですね。
ヤバイ生徒ばかりの自動車教習所の話がちょっと入ったかと思ったら、後半なんのセリフもなく延々とジャズと走行

カーチェイス映画としては、クラッシュはスローモーションでチョロッと入るだけだしそもそも夜だし、大した盛り上がりはないです。
こうやって車が延々と走ってるのを見るのが好きな、オシャレなおっさん・お兄さんあたりには、余計なこと考えずに見られるこの映画は、貴重かもしれません。

うーんこのリラックスするカンジ、
深夜の放送終了後のテレビですわ。
働く皆さん、今日も一日お疲れ様でした。
狭須があこ

狭須があこ