塩辛亭ショッパイ

わらの犬の塩辛亭ショッパイのレビュー・感想・評価

わらの犬(1971年製作の映画)
3.9
もうオープニングから嫌〜な空気満点だし、終始不穏〜な話の展開の仕方が上手い!
にしても、まさかここまで狂人ばかりの村だとは思わなかった。宇宙数学とか二進法など一生縁のない原始人だらけ。あんなエロとイジメのことしか考えてない奴らの前で、終始ノーブラにパンチラ決め込むスーザン・ジョージの神経もおかしい。地元ノリなのか?

ダスティン・覚醒・ホフマンの展開はスカッとするというより、「もっと早くそうしとけ!!」の気持ちが強かった。ホームアローンごっこしてんじゃねぇよと。娘の行方どうでも良くなってる狂人たちを前にして、今更お湯で撃退しようとしてんじゃねぇ(笑)
そもそもダスティンとスーザン・ジョージが結婚していること自体が一番の謎かもしれない。お互いのどこに惹かれあったのかわからないから、『わらの犬 Episode 0』でそこら辺を描いて欲しい。もう帰り道がわからなくなっているので、決して続編は生まれないだろうけど。
塩辛亭ショッパイ

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