意識がなく、死にかけた女が救急車で運ばれる。
女に付き添っていた男がいた。
そして、話しは過去に過去に遡っていく。
断片的に女の蘇生を映しつつ、何が起こったのかが映し出される。
男は心理学の博士アレックス。
女はミレナ。
アレックスは几帳面で神経質で、
ミレナは自由奔放。
そんな2人は出会い恋に落ちる。
常に真剣に想うアレックスとは裏腹にミレナは束縛されたくないし、アレックスが去ろうとすると死に物狂いで引き留める。
まあ、嫌な女だ。
出会った頃に2人は美術館に行き、クリムトの“接吻”やシーレの“死と乙女”が映され、うむ、何か意味があるのかと考えてしまう。
特にシーレの“死と乙女”はシーレのモデルで恋人のヴァリーとの別れを描いている。
途中、ミレナが読んでいた本は『シェルタリング スカイ』は西アフリカを旅する倦怠期の夫婦が主人公で、これも何か意味あるのかな?
後にアレックスとミレナは西アフリカに旅行するけど。
アレックスは心理学の博士なんだから自分の行動もちゃんと考えればいいのに。
嫉妬は知識や理性を崩してしまうのかな。
アレックス役はアート・ガーファンクル。
サイモン&ガーファンクルの彼です。。