ある夜、夫婦の家に送り主不明の不気味な人形が届けられた。
そして、夫が外出している間に何者かに妻が殺されてしまう。
送り主の住所を手がかりに故郷へとやって来た夫だったが、そこでかつて腹話術師として働いていたメアリー・ショウについての忌々しい物語を知る事になる、という話。
ジェームズ・ワン監督のホラー。
演出はちょっとワンパターンであまり怖くは無いが、この映画のキモとも言える「オチ」の部分にやられた。
普通に「よくあるホラーだったわ」と評価を低めに付けようかと思ったのも束の間、その結末に劇中で殺される人物と同様口をあんぐりと開けて驚いた。そして痺れた。
滅茶苦茶カッコ良いよ、ジェームズ・ワン。
人形のビジュアルは最初は不気味で怖いけども、ラスト付近の100体も並んだ場面に来ると恐怖もかなり軽減されているので、最終的には婆さんの方が怖いよとなってしまう。
舌を切って繋げるって、物理的にどうなんだろうと思ってしまったが。
何はともあれオチ。このオチだけで大変満足した。素晴らしいです。
見て損は無し。
SAW人形がカメオ出演してますよ。
「メアリー・ショウにはご用心」