PANDADA

吸血鬼ハンターDのPANDADAのレビュー・感想・評価

吸血鬼ハンターD(1985年製作の映画)
2.0
原作は菊地秀行の小説「吸血鬼ハンターD」シリーズの第1作。

最終戦争後の遥か未来、西暦12090年。吸血鬼である「貴族」リィ伯爵に血を吸われた少女ドリスは伯爵を倒すために流れの吸血鬼ハンターであるDを雇う、、、というお話。

原作のイラストは、「タイムボカン」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズで有名な天野喜孝。
この人、結構この辺のヒロイック小説のイラストをよく描いてますよね。マイケル・ムアコックの「ストームブリンガー」とか田中芳樹の「アルスラーン戦記」とか。
個人的には「アルスラーン」といえば、荒川弘より圧倒的に天野喜孝です。

話が逸れました(笑)。
イラストは天野氏が担当してますが、作画はもちろん別人で、モロに80年代的です。
良くも悪くもですね。

主演の塩沢兼人ですが、こういうキャラがよく似合いますよね。だからこそのぶりぶりざえもんなのか(笑)。

その他のキャストも特に悪くないですが、逆にいうと特に華もないです。

ストーリーも可もなく不可もなくいった感じですが、所々にむやみに長いようなシーンもあり。
戦闘シーンはかなり地味。

なので、全体的にも可もなく不可もなくといったところ。

最近のアニメ技術でのフルリメイクが観たいですね。

エンディングソングはTM NETWORKの「YOUR SONG (“D”Mix)」ですが、映画とエンディングソングに何ら関係性を見出せません。そういうところも残念。
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