ゆきまる

七人の侍のゆきまるのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
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言わずとしれた不朽の名作だが、残念ながら音声の質が悪くてセリフの大半が聞き取れず、wikiであらすじを追いながら鑑賞。邦画なのにここまで理解できないことに新鮮な驚きがあった。

花畑のシーンは、白黒のコントラストが美しく目を奪われた。野武士に怯え、貧しさに喘ぐ農民。自分の先祖もこんな時代を生き抜いたんだなぁとぼんやり思った。

農民の女性、志乃が父に髪を切られたりぶたれたりするシーンが辛かった。史実に基づいているとはいえ、こういう女性が蔑ろにされるシーンを見るのは生理的に受け付けられなくなったようだ。
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