YAZ

学生野郎と娘たちのYAZのレビュー・感想・評価

学生野郎と娘たち(1960年製作の映画)
3.5
大学生な芦川いづみの観る
監督 中平康

世の中に溢れてる大学生を揶揄
するナレーションから始まる
学生限定の群像劇
安保反対運動真っ最中の60年公開
でもそこは一切スルーです

勉強、演劇、金貸し、麻雀、バイク等々
それぞれのキャンパスライフ楽しむ学生
ですけどあまり弾まず
大学生の自分の事思い返して映画にして
面白いかなは疑問なのでリアル過ぎる
んですかね

いづみ様だけ異質です
家が貧しく学費も自分で稼がねばで親に
甘えてると見えるのか仲間にも厳しい。
クラブで働いてますがこの扱いは酷いな
当時のファンはショッキングだったのでは
と容易に想像出来るほどの結末です

理由イロイロですが大学去る人多いので
大学行く価値考えような映画みたい。
キャラが立ってるようでそうでもなく
エピソードも冴えずでもう一つ
全体に男がダメダメであります

負の象徴でいづみ様が一番に印象に残る。
それも大学生活とは関係無い所での負
いづみ様と中原早苗の役をチェンジする
と負が弱くなり映画の印象も薄くなるかも
トップスターにこういう役を充てる
ユニークさは有りますかね
YAZ

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