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私をスキーに連れてってのTSのレビュー・感想・評価

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)
2.3
【スキーの定番映画だが…】52点
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監督:馬場康夫
製作国:日本
ジャンル:スポーツ・コメディ
収録時間:98分
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少しお久しぶりです。文化祭などの準備でバタバタしてました。最近映画見れていませんでしたがまた見ていきたいと思います。さて、今作は日本のスキーブームの時に作られた、なんというか中身がカスカスのコメディロマン映画です。スキーのシーンは良いですし、何よりも名曲『恋人はサンタクロース』が中盤に流れるので全否定はしませんが、総じて面白くはない作品だと思いました。スキーのPVみたい。

総合商社に勤める矢野文男はスキーの技術はピカイチだが、奥手すぎて女性と喋ることもままならない。ある日友人とゲレンデにいき、スキーを楽しむのだが、そこでとある女性と出会う。

いわゆるゲレンデマジックとかいう言葉はこの辺りから生まれたのではないでしょうか?僕はスノボーよりスキー派で、毎年滑りに行くようにはしてますが、ゲレンデマジックなんてそうそうないですよ(笑)そんな簡単にあってたまるかという気持ちです(笑)とまあ、悔し言葉を言いながらも、本作ではそれが恰も普通のように繰り広げられていきます。

しかしながら、中身がそんなにない。中盤の『恋人はサンタクロース』が流れるシーンはウィンタースポーツならではのワクワク感が感じられましたが、後から考えるとそのインパクトが強すぎて他がぼやけていました。竹中直人の憎たらしい顔くらいでしょうか。。まあ、映画は時代を映す鏡と言われますが、これはその典型的な作品なのではないでしょうか。
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