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荒野の七人のtubameのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
3.4
悪人から村を守るため雇われた7人の用心棒。オーソドックスそのものの西部劇だけど、7人が格好いいんだな~ホント。いかにも只者じゃない、というオーラ。登場人物個人への踏み込みが浅くてそれぞれの背景は想像するしかないけれど、時折挟まれる流れ者の哀しさが村人への憧憬に重なっているようで切ない。用心棒の一人が村の子供に「お前の父親は家族のために朝から晩まで働く、その方が勇気があるんだ」という趣旨のことを言うのが印象的だった。
有名なテーマソングは命知らずな男たちらしくていい。
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