カレン

荒野の七人のカレンのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
4.5
有名な映画なので、多分子供の頃から何度も観ていたような気がするが、しっかり観たのは今回が初めて。

先日、本家の“七人の侍”を観たのでそれと比べながら観るのはとても面白かった。

ほぼ“侍”を忠実になぞっているのは、本家の作品を大事にしていることが感じられ、うれしかった。

片や戦国で行き場を失った侍、片や無法者のガンマンの違いはあるが、刀や拳銃でしか生きていけない人たちであるのは同じ。
結局プライドのため引くに引けなくなり突き進んでしまう。

やはり、農民は強し。
侍やガンマンはその上を吹いていく風にすぎないのでしょう。

ユル・ブリンナ―、時代を越えてカッコいい!
スティーブ・マックイーンの、ちょっとお茶目な表情が見れたのも嬉しかった!

昔の映画は血だらけにならないから安心して観ていられる。
カレン

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