女といふ城 マリの巻の作品情報・感想・評価

女といふ城 マリの巻1953年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

3.8

「女といふ城 マリの巻」に投稿された感想・評価

家を売りに出し、その離れに住むつもりだったデコちゃん+みなしご2人
しかし手違いで離れが取り壊されてしまい、怒り狂ったデコちゃんは家の応接間を占拠、強引に住み着くことに
家に越してきたのは上原謙、九州の炭鉱王とかでお金持ち、強気なデコちゃんに押し切られて同居を許す
上原謙は東京でも一旗あげようと模索中で、そんな彼に小沢栄太郎、安部徹の極悪コンビが詐欺まがいのビジネスをもちかける
その談合の場となるお座敷の芸者さんで乙羽信子が登場、小沢栄太郎のお気に入りで口説かれまくる
さらには九州の炭鉱において上原謙とも因縁があり、憎んですらいた
一方の上原謙のほうは以前より乙羽信子にぞっこん

上原謙、乙羽信子、高峰秀子の三角関係を小沢栄太郎一派の悪巧みを交えて描く

今回のシネマヴェーラ渋谷の特集で一番気になっていて見たかった作品
雨降ってるし渋谷を傘掻き分け歩くのやだし、でも今日逃すといつ見れるかわからないし、、、と悩んだんですが今回はデコちゃん見たさが勝り出かけてみました

物語は前後編の前編ということもあり、この前編単体では中途半端
上原謙、高峰秀子、乙羽信子が絶体絶命のピンチ!さらには火事?と終盤たたみかけて来ます、いかにも続きが気になるような演出

まあストーリーはそれなりなんですが、目的は出演者!
一番良かったのは
高峰秀子、乙羽信子のダブルヒロインの美しさ!特に乙羽信子がやばい、今まで見てきた中でもベストだと思う
ツンツン具合、芸者姿の化粧映え、踊りのシーンの凄み
乙羽信子のイメージはおばちゃん!って感じなのでこんなに美人女優、娘な時代もあったんですねー、いいもの見ました
洋の高峰秀子に対して、和の乙羽信子、どちらも良かったです

タイトルに「マリの巻」ってあるように前半はマリ=高峰秀子の出番の方が多め
デコちゃんのしたたかさがいい味出してる
お金持ちでイケメンで性格も悪くない、そんな上原謙といきなり同居とか、少女漫画みたいな展開です、しかも三角関係になりそうってね

全体的な感想、まとめは後編で、、、
「女といふ城」の前編。
上原謙の財産を狙う小沢栄と安部徹の悪役軍団と、上原謙をめぐる女たちを描くエンタメ作で面白い。上原謙は九州出身の設定でなまりがあるので、いつもよりかわいく、小沢・安倍コンビがステレオタイプの悪人でつい笑ってしまう。主要キャラ全員ピンチでどうなる?というところでクリフハンガー。続きが気になる…

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